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サマーウォーズ

細田守監督の監督デビュー作、『劇場版デジモンアドベンチャー』。
公開当時にこいつを見たときの衝撃はいまでもよく覚えています。当時、エヴァブームからオタチックなアニメが増え、夕方の時間帯がけっこうコアなアニメを普通にやっていた頃、自分の趣味が年齢からするとマセたというか、変に子供向けを毛嫌いしていた時期がありました。
そんな自分の観念を打ち砕いたのが『ビーロボカブタック』と『電磁戦隊メガレンジャー』。
番組の放送は98年前後。調べてみるとメガレンジャーは当時のテレビ朝日の改変期の煽りを食らい、日曜朝に初めて移動した戦隊だとか。ここから現在のスーパーヒーロータイムが作られてくるわけですが、日曜の朝にこの二作を見たときの衝撃はけっこう大きかったのです。単純明快なストーリーや変形バンクはおもしろい、と気づかされたのです。(この年は後にスパロボに手を出し取り返しのつかない人生の選択をするわけですがそこは割愛)
こういう耐性が付き、日曜朝は自分にとって天国の時間となったわけですが、99年にこの時間帯に新たに名乗りを上げたのが『デジモンアドベンチャー』でした。『ゲゲゲ四期』、『アッコちゃん』と懐かしい感じのアニメが続いただけにこの新しいアニメが当時はどうもなじめなかったのだが、数話進んだのちに劇場版を見てからはどっぷりとハマっていた。
当時の自分の中でのデジモンというのは、たまごっちの二番煎じであって、決してヒットにはならないと信じていただけに、じわりじわりと火のつくデジモンブームとアニメの開始には懐疑的でした。アニメ自体も単なる販促アニメに過ぎないとわかをくくっていただけに、劇場版のあの空気感にはかなり驚いたのをよく覚えている。あの映画以来、威風堂々はかなり好きな曲になったし。

そんな細田監督のデビュー十年目の新作、『サマーウォーズ』です。
内容は事前情報どおり、『デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム』のリメイクっぽいです。
ウォーゲームとの一番の違いは、なんといってもネットの普及率。ウォーゲームではネット環境が田舎にないことがネタに使われ、そこに子供社会と大人社会との格差、認識の違いというものを描いていた感じがあった。デジモンとの戦いは子供たちの世界の問題で、大人から見ると夢物語、というピーターパン的なイメージがあったのは初代デジモンにもあった雰囲気だったと思う。
しかし今ではネットは全世代共通のものになったというのは、十年の時間が成せるものなのだなぁ、と改めて認識。PSOをやってたころを思い出しますわ。
サマーウォーズでは『家族』を核にそえ、ネットに現れた敵を子供だけの敵ではなく、家族の団結で結ぶことで全世代共通の敵になる、という形。大人の発した「それ、ゲームの中の話じゃないの……?」という台詞が、『ウォーゲーム』から『サマーウォーズ』へと昇華されたのを表していると思う。
見せ場は多く、たくさん出てくるキャラクターそれぞれに個性がつけられ、しっかり動いてるのはとても印象がいいのだけど、むしろヒロインが地味だ……。高校のシーンがないに等しいから、主人公から見た先輩観というのもわかりずらい。主人公の境遇も描ききれなかった感じもある。これで尺いっぱいなのかぁ、大変だ。
敵の最終勝負が花札、という決着が白黒する種目にするのはとてもいい。けど、まぁ、ヒロインがそこまで花札が強い感じがしないのが微妙。実際おじさんに負けてるし。うーむ。

全体的に雰囲気はいいし、十分おもしろいけど、『時かけ』よりは鮮麗ではない。仕方がないんだろうけど。
もっと描きたい部分があるような気もする。すんごくいい佳作、といった印象。
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