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総括・2010

今年も様々な人に支えられて生きてきました。
恒例の毎年の振り返り。

■1月
神林長平『敵は海賊・猫たちの饗宴』の再読からスタート。
STGをやったり、寺山修司に突入したり。
つまり裏では『少女革命ウテナ』を見てたりしたわけです。
SRCシナリオ更新が1本。

■2月
SRCシナリオ『スーパーロボット大戦Jam』のアンケート設置。
マスエフェクトをプレイ。
映画『涼宮ハルヒの消失』が公開。
神林長平『天国にそっくりな星』。
そしてなんといっても待望のサンドロット新作『斬撃のレギンレイヴ』が発売。

■3月
自作シナリオ『聖界機兵セイカイオー』のリメイクを開始。
金田一シリーズを読んだり電子音楽に目覚めたり。
神林長平『プリズム』を再読。

■4月
衝撃的問題作『銀河ヒッチハイクガイド』読了。
伊藤計劃『虐殺器官』。
『スーパーロボット大戦Jam』11話公開。
映画では『第9地区』がヒット。
ゲームでは『ベヨネッタ』がクリティカルヒット。

■5月
アマゾンさんからサンプルレビュアーに選ばれる。
『スーパーストリートファイターⅣ』が登場。
『スーパーロボット大戦Jam』第11話後編公開。
『眠狂四郎』シリーズにハマる。
『旋光の輪舞DUO』発売。

■6月
筋肉少女帯『蔦からまるQの惑星』が発売。
『スーパーロボット大戦Jam第12話』公開。
神林長平『ルナティカン』。

■7月
神林長平先生お誕生日につき『膚の下』再読。
『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』参戦。
『スーパーロボット大戦Jam』第13話公開。

■8月
神林長平『今宵、銀河を杯にして』再読。
SRCシナリオグランプリ発表。
XBOX360『バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦』プレイ。
『スーパーロボット大戦L』発表。
ダブルドライバーが届かない。

■9月
Halo:Reach

■10月
『スーパーロボット大戦Jam』第14話公開。

■11月
スティーブン・キング『幸運の25セント硬貨』。
『限界ギリギリゲンカイザーSRC』公開。

■12月
神林長平『魂の駆動体』再読。
神林長平『言壷』読了。
『スーパーロボット大戦L』発売。
『相棒-劇場版Ⅱ-』公開。

上半期での調子を下半期で落とした印象のある一年でした。
まあ8月にいろいろ家族の手術などがあったせいで精神的にも乱れることが多かった気がします。
SRWJamは去年よりも頻繁に更新しているのだろうか。今後も順調に進めていきたい。
神林関連は今後も抜かりなく、作品理解を深めていきたいところ。
来年もよろしくお願いします。
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テーマ : 日記
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相棒-劇場版Ⅱ-

相棒-劇場版Ⅱ-


あなたの正義を問う。

※ネタバレありにつき注意


物々しいキャッチコピーが掲げられた相棒劇場版二作目は、その言葉に反することなく強烈なイメージをもった作品となった。
予告編で大々的に取り上げられた警視庁立てこもり事件に、視聴者はわくわくさせられたであろう。
と同時に、この映画を見たことで失望する者もいたかもしれない。その立てこもり事件は、まさに物語の序章でしかなく、その根底にある"何か"こそが本作の主題だったからだ。
しかし、本作を見た人たちの中で、この作品が確固たる相棒であることを実感する集団がいる。
それは紛れもなく、10年と続いた相棒という歴史を見てきた、コアなファンそのものだ。

本作を見るにあたり、僕は完全に予告編を遮断して鑑賞に臨んだ。歴代映画2作品が、言ってはあれだが、やや相棒らしさに欠ける作品だと感じていただけに、本作への期待は少なく、その少ない期待をさらにすり減らすことを避けたいからだった。(まぁ最近はどんな映画の予告もぜったい見ないのだが)
――と同時にだが、僕はあるネタバレを把握して鑑賞することになった。ネットを見ていると自然と目に入ってしまう、重要なネタバレだった。だが、僕のような相棒ファンであると、このネタバレには衝撃というより、「ああ、ついにきたか」という感慨を受けた。
そう、"小野田の死亡"である。
相棒シーズン2から登場し、強烈なインパクトで物語を引っ張った半悪役・半協力者という大変魅力的な人物の死去が映画で描かれる。いわばボスキャラの退場である。
小野田には常に死の匂いが漂っていた。右京さんが代わりに撃たれ難を逃れた名エピソード。裏で暗躍する姿。
「杉下右京になら――」いつか必ず、大きな報いを受けるキャラクターであることは常に予感していたが、亀山薫引退あたりで、若干ファンが安心しきっていたのも事実だった。
愛すべきしぐさを見せる人物ではあるが、彼は多くの人間に恨まれるべき男であることをふと忘れかけていた。それが本作で、輿水脚本によって徹底して描きなおされ、そして死んだ。
相棒がかつて、ほかのドラマと何が違い、何に惹きつけられたのか。国民的ドラマへと発展していく過程で、あらゆる要素を貪欲に吸収していった過程に、ファンは少しずつ相棒らしさを忘れていた気がしてならない。それが今回、和泉監督&輿水脚本という、相棒の原点によってたたき起こされた気持ちである。
トリック、サスペンス、スペクタクル、アクション――否、相棒とは絶望的な後味の悪さだ。かつてプレシーズン1の真犯人が判明したときの、なんともいえない嫌な臭い。朝倉が狂気に走ったときに感じた亀山薫への同情、悲しみ――どうしようもならない状況。そういった物語を、この映画Ⅱでは再びがっつりと描ききった印象だ。

本作は映画Ⅰとは違い、大衆性やメッセージ性(いうなれば説教的な)要素が強いわけではない。が、相棒とはそもそも、そういった要素に頼ることなく、なんらかの強烈なメッセージを放った作品であった。
本作の複雑な人間模様の中で、あまりにも無為な死を観衆は目撃する。シーズン2 第6話「殺してくれとアイツは言った」で感じた、あまりにもあっけない無意味さ。
近年の相棒ファンの多くが少なくとも不満に感じていた"相棒らしさ"を、本作は再び呼び起こしたと思える。
ぜひとも、相棒ファンであれば見るべき作品だ。

テーマ : 映画感想
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スーパーロボット大戦L・完




スーパーロボット大戦L』プレイ完結しました。

単刀直入にいえば、実に満足できるスパロボ。
シナリオの安定感もそうだが、難易度や新パートナーシステムの内容も面白く仕上がっているので、ゲーム性においても魅力的な作品となった印象。
ついでに言えば、激しく性能・シナリオ面で冷遇された作品もこれといってないのがよろしい。
コンバトラーVは後述するような進化を果たしたりなど、従来のスパロボで飽き飽きしていた部分にも突っ込んでいったスタッフに感謝。

シナリオのメインはほぼ『鉄のラインバレル』といってもいい。
スパロボWにおけるテッカマンブレード並の超優遇枠である。作品のファンであればあるほど大満足の仕上がりだろう。

BGMはKからの続投組は違いが微妙なところ。Wからの参加組のマジンカイザー、ガンダムWは作り直しがされている。
全体的にBGMの質はあがっている。新規枠のBGMの完成度はかなりのもの。特に『マクロスF』はマクロス作品なだけに気合が入っている。
かといってマクロスFだけが特出しているとはいい難い。原曲に似せようと思えば、どうやっても他作品と音の厚みが変わるのは仕方がないところ。イクサー1などのBGMも十分に原曲どおりの完成度を維持している。
選曲に関しても文句はないだろう。ラインバレルの重要な挿入歌もばっちり収録。イクサー1も期待通りに『永遠のイクサー1』を、それもシナリオの佳境まで流さずとって置くなどのナイス演出。

戦闘アニメーションは早送り対応により快適さはさらにアップ。
カットインアニメーションも新規枠は滑らかにドットアニメーションと入れ替わることで臨場感ある戦闘シーンを生み出し、さらに進化したように思える。マジンカイザーなどもアニメーションを手直しされている。
既存枠ではガイキングが細かい手直しでかっこよくなっている。ガンダムWもカットインが追加されている。

ユニット性能はマジンカイザーの圧倒的強さが目立つ。攻撃力でいえば魂持ちのジーグは相変わらず驚異的だが、カイザー・グレート共に装甲が硬く、武器に隙がない。
マクロス系はお手軽火力で低改造でも強力なユニット。
カイザーと並び、ガイキング・ザ・グレートも相変わらずの強さであった。燃費問題も解消され、自分の部隊ではバリア持ちとセットで次々と敵を吹き飛ばしていた。
残念なのはゴーダンナー。地形適応の厳しさがやはり問題になる。装甲も十分とは言えず、今回は目立つことがなかった。
MVPはコンバトラーV。本作の全改造はボーナスを受けられない代わりに、新能力がついたり、パートナーボーナスが強化されるのだが、なんとバリアがつく。ビルドエンジェルは特殊回避(分身)が付加できるので、組ませて突入するととんでもない強さを発揮してくれた。
こういったボーナス仕様の変更も本作の面白さとして特筆すべきところだろう。

間違いなく良作スパロボ。Kの汚名を払拭し、奇数作品は名作の法則を見事に維持してしまった。
シナリオ面でのクロスオーバーはWほどではないにしろ、スパロボとしてやるべきことをきっちりとやったと言える。ゲーム面でもパートナーボーナス、フル改造ボーナスの仕様変更などでかなり遊べるスパロボとなった。
反面、仕様の変更により一機を魔改造して楽しむという点では薄めかもしれないが、あくまでスパロボとしての趣向の違いレベルでの問題。
参戦作品に不満がないなら、間違いなく満足できるだろう。
ありがとう、スーパーロボット大戦L。

テーマ : ゲームプレイ日記・雑記
ジャンル : ゲーム

スパロボL雑記

スーパーロボット大戦L』雑記です。
今回もいろいろプレイして出た感想をまとめてみます。

■種関連いろいろ
さすがに参戦回数多すぎて飽き飽きするところですが、今回はシナリオの方向修正がいろいろとんでもないことに。
キラ側とシン側が、互いに殺しあわずに歩み寄るという超展開っぷりが面白いところ。特にキラ。自分の行いが異常であることを強く意識している点などは、まぁ驚きである。
全体的なユニット性能はKよりは緩くなったが、運命は万能で使いやすい感じ。

■イクサーシリーズ
イクサー1負傷による途中降板。登場するイクサー3。
しかしイクサー3に精神コマンド脱力は狙ってるのよね。
今作はコンボの利点がKよりは薄い感じだけど、イクサーは積極的にシングルで場を荒らしております。
クスクスかわいいよクスクス。

■エヴァ関連
ネルフ側が自作シナリオ歪められまくりなのを意識してたり、シンジがどんどん前向きになったり。
そしてかませだった第7使徒による気力100スタート+マップ兵器地獄。第7使徒ちゃんマジスパロボ補正。
熱血習得一番乗りはアスカでした。ダンクーガノヴァ組がドライだから仕方がないね。
シンちゃんは陽電子砲で長距離特化。一昔前の零号機みたいなことに。
ガトリングガンも射程長い。エヴァは毎回格闘か射撃かどっちに寄るか最後までわからないから難しい。

シンジに加速が習得。以前にもこんな例あったっけ。
破でのダッシュっぷりが評価されたのか、はたまた綾波奪取っぷりを評価されたのか。

■ラインバレル
HP回復もりもりのラインバレル。移動力で厳しい上に射程が微妙なので積極的に前線に送らないと面倒なことに。
山下君はカナリアと組んでばりばり後方で活躍中。使徒のATフィールドあっさり貫通するカナリアさんマジデストロイドモンスター。
ついでにミサイルで貫通するオズマ隊長まじ優秀。

■エース
現在はダイア・ガイキングがトップ。
次にオズマ・マクロスF。三位に健一・ボルテスⅤ.
おそらく次点でアルト、豹馬あたりだろう。
マクロス系は回避が高いのでノンリスクでミサイルも反応弾も敵陣に打ち放題で超強力。オズマにいたってはアルトと射撃が10前後も違うという化け物っぷり。
ボルテス、コンバトラーは安定して前線で戦える。ボルテスが上なのは単純にパートナーがルカ機で優秀だから。
ガイキングは三機とも優秀なのでEN回復手段を確保できればグレート化しても余裕で活躍できる。
本作は正直、超弱いと感じたユニットは少ないので、誰でもそこそこ活躍はできる感じ。
(ダンナーが使いにくいと思ったくらい。マジンガーはカイザー不在なので不明)

■シナリオ
中盤をうろうろしてます。
前半のラインバレル関連のごたごたが片付くと、いきなりすっきりとしたいつものスパロボに落ち着く。
非常に無難な出来なので、作品に思い入れがあるなら買いと断言できるだろう。

テーマ : ゲーム製作 関連
ジャンル : ゲーム

開戦!スパロボL!




始まりました『スーパーロボット大戦L』。
発売から少し遅れてのプレイ開始ですが、感想やら雑記やらを今回もいろいろと。
今回は前情報をそこそこ遮断してのプレイとなりますが、記憶があいまいでKとの違いがなんとも感じにくい。
コンボが今のところ優秀さ、便利さが削減された感じ。タッグ化でのメリットが、いわば強化パーツくらい大きくなったのも面白い。資金稼ぎには資金+の技能を持つ相方をつけるとか。

以下、参戦作品それぞれの感触をいろいろ。

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テーマ : ゲームプレイ日記・雑記
ジャンル : ゲーム

言壷




私を生んだのは姉だった。

『言壷』は神林長平の短編連作である。
1994年に刊行された本書は、作者にはおなじみの早川からではなく、中央公論社からの出版となっている。
また、本書は第16回日本SF大賞受賞作である。

使用者の著述能力を支援する、ワープロを進化させたかのような機械『ワーカム』。
舞台となる世界では、このワーカムがなくては社会機能が成り立たないほどに浸透していた。
それぞれパーソナルな利用をされたワーカムは、使用者の著述の癖や、言葉の背景にある要素をも取り込み成長し、さらにそれぞれのワーカムともリンクし、膨大な言葉の世界を形成している。
使用者を最大能力で支援するワーカムであったが、言葉の能力を機械の力で統制しようとするその力は、ある意味では大変危険な存在である。人類は言葉による第二の現実と共に歩んでいる生き物であったから、言葉を制御されることはつまり人類を制御されるのと同義であった。
しかし、ある小説家が打ち込んだ曖昧な一文が、その秩序を崩壊させることとなる……。

神林小説において、重要なテーマのひとつが『言葉』である。本書はまさに神林流・言語を追求した珠玉の作品郡と言えよう。
常々、氏の作品では言葉が現実を変容させる力を持つと主張しており、この言壷においてはデジタル・アナログ両面でも言葉は強靭な力を発揮する。全編通して、ワーカムによって変容した世界の未来~現代の物語を描くことで、神林長平は強力な主張を完成させた。
また、言語の力は最新作『アンブロークンアロー』においても発揮されている。本書を読むことで神林流言語の世界観はさらに深まるだろう。

本作は、加えて神林長平の創作論といえるようなものの匂いを感じる部分がある。
言葉の使い方の説明、その破壊力など、これは氏が常々意識しているのではと思わせる部分が多々ある。

まさに神林長平の言葉、その要素が詰まった傑作と言えよう。

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

魂の駆動体




Ladies and gentlemen.
Start your engine!


魂の駆動体』は神林長平の長編小説である。
1995年に刊行された本書は『』をテーマとしたSFとなっている。
なお、今回の感想は再読となる。

物語の主題となる『車』を、本書では『自動車』と『車』の二種類に分別して語られている。
それはすなわち、便利かつ安全な乗り物、完全自動操縦となった文字通りの『自動車』と、荒々しくガソリンを燃やし鼓動する『クルマ』である。

物語の舞台は現代の延長上にある未来となっている。
主人公である老人は、老人ホーム同然の施設で余生を過ごしている。日々の大きな生きがいもなく過ごす彼は、ある出来事から施設の友人である子安と共に、近くで林檎園を営む男から林檎を盗み出すゲームを始める。老いた身ながらも、このいたずらに心躍らせ、彼らは入念に計画を練って実行に移す。
見事、林檎園からもっとも高価なレイゴールドを盗み出した彼らだったが、主人公はその脱出劇の最中に見た、あるものに心奪われてしまう。
それは、かつて彼の父親がレストアした車と同じ車種、『ホンダ・プレリュード』の朽ちた姿であった。
いつしか彼は、自らの生きがいとして自分で車を設計することを夢見るのだが……。

あらすじはこのとおりだが、物語は後編で大きな転機を迎え、物語は第二部へと移ることになる。
劇的に変化するといってもいい物語展開だが、その中心にあるのは『魂を震えさせる機械』としての『クルマ』の姿、そのあり方だ。
神林長平作品で言えば、『戦闘妖精・雪風』の主人公である深井零は無機物たる戦闘機・雪風への偏執的な愛を抱いていたことが特に有名であるが、本作はその操縦者とクルマのあり方をさらに進んだ考察によって描いている。
自動機械であるクルマの進化が正しいのかどうか。それは同時に自動化する社会への畏怖をも込めた強烈な主張が込められている。
文明が便利に進化することと、心から望む機械の違い。クルマを操縦することで何を得ることができるのか。
神林長平作品に普遍的に語られる"無機物への愛"の境地が本作では完成されていると言ってもいいだろう。
もちろん神林らしいクルマへのマニアックな描写も味わい深い。

クルマ好きにはぜひとも本書を読んでいただきたい。

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

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