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スーパーロボット大戦Jam雑記

シナリオアンケートへの回答、ありがとうございます。
更新もしていないので、あまり注目されていないアンケートになっていますが、頂いた回答は大変参考にさせていただいています。
今、もうしばらく更新ができそうにないので、アンケートの意見に対してのお返事を、遅くなりましたがさせていただきたい。

>これやってたら久々に敵は海賊シリーズが気になって全冊読み直してしまいました。アプロかわいいよアプロ。

ありがとうございます。
僕の作品から、神林先生の作品へと繋がるというのは、一人のファンとして願ったり叶ったりです。
アプロの魅力をこうして二次創作で発揮するというのは、僕も大変苦心しているところで、アプロのシーンを書くたびに『なぜ原作ではこうもかわいいのだろう』と困っています。

今後も海賊課はもちろん、SOS団に桃月学園、ラルクにダンガイオーチーム、深井零などの神林組、そしてラーゼフォンにナデシコ、雷獣迎撃小隊と、なるべく彼らの持ち味を殺さずに料理できないかと画策中です。
まだ登場もしていないスペースチャンネル5組なども心配ですが、またもや参戦作品を増やすかどうかというところで悩み中です。
無謀にはならず、頭の中で考えうる限り、正しく詰め込める作品かどうかの見極めにはもうすこし時間がかかりそうで、シナリオの骨組み(プロットではなくシナリオそのものの素体のようなもの)は、2~3話はできているのですが、今は全体のかみ合わせを考慮しているところです。

まぁ下手に長寿なシナリオになってきましたが、飽きるまでお付き合いください。

○ほぼ内定の新規参戦組のヒント

・全部で4つ
・ゲーム作品が1つ、アニメ作品が2つ(そのうちOVAが1つ、TV放送が1つ)
・正式参戦扱いでなかった作品の正式参戦化が1つ
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テーマ : ゲーム製作 関連
ジャンル : ゲーム

パノラマ島綺譚




パノラマ島綺譚』は江戸川乱歩の小説である。
今回紹介するのは角川ホラー文庫から出版された『江戸川乱歩ベストセレクション』の6作目にあたり、表題である『パノラマ島綺譚』と、『石榴』の二作が収録されている。
以前、『孤島の鬼』の感想を書いたときにも申したが、僕は江戸川乱歩をそこまで知らない人間で、恥ずかしながらも名前を知ってはいるが作品自体を読んだことは少なく、故にこの二編の作品がファンの間、もしくはミステリーマニアからはどう評価をされているのかは存じないところだ。
この二編を収録した本作を手に取ったのも、単に大槻ケンヂの作詞に数多く登場する『パノラマ島』への興味が第一であった。

あとがきには、今まで乱歩作品を読んだことのない人へ向けたシリーズを意識したと書かれており、実際今回読んだ二編の物語は大変魅力的で、読みやすいものだと感じた。
僕のような、江戸川乱歩の魅力を知りたいという方ならば、十分に読むべき一冊と言えよう。


パノラマ島綺譚』は、表題にあるとおり、『パノラマ島』の風景描写や、島に踏み入った人たちの心理描写の細かさが抜群にいい。これは、あとがきでも触れられていたが、当時の読者には受け入れられなかったらしい。かなり濃い、現実とは思えない島の数々の景観。それらを乱歩も拘ったようで、ミステリーの部分も刺激的ではあるが、島へと踏み込むまでに推理的な要素はほぼ排他してしまっていて、読者はひたすらにパノラマ島に没頭させられる。ヒッチコックの、マクガフィンをあえて捨てた『北北西に進路を取れ』と同じようなものだろうか。
もちろん、そうやって排他されたミステリーの要素もよく出来ており、大変楽しめる作品である。

石榴』もまた、パノラマ島綺譚のように変則的な作品ではあるが、そちらよりは正統派なミステリー作品だ。
近年の『相棒』などを見ても思うのだが、優れたミステリーというのは犯罪者の心理、トリック、事件の狂気性などよりも、やはり重要なのはそれらを統合した上での『ドラマ性』というものではないか、と考えていて、この『石榴』もまた、犯罪の描写やトリックなども鮮やかながら、どれかひとつが劣るでもなく、きちっとまとまっていて素晴らしい一作だと思う。
トリック自体は、ある意味ではありきたりかもしれない。しかし、犯罪者の心理、探偵の内面、あっと驚く数奇な運命を、さも不自然ではないように描くこの作品の、というよりは乱歩の筆力には脱帽させられる。
内容自体は本当にシンプルなのだが、それにも増して不気味な、印象に残る作品だ。
ある意味では……作中に出てくる絵画学生なんてものは不必要であるにもかかわらず、どうして乱歩先生はこんな人物を出したのだろうと考えてしまう。ミスリードとしては弱く、かといって登場人物の誰にも影響を与えるでもないこの学生は、最後に本当のきちがいになってしまうのだから。
では彼は救われない哀れな人物として描かれたのか? それとも、もっと重要な意味を成しているのか?
ぜひ読んで考えていただきたい。本当に些細なことなのだが。
そこに乱歩先生の本当の狂気を見た気が、僕にはするのだ。

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

サンドロットの『社長が訊く』を読んで

社長が訊く『斬撃のレギンレイヴ』

こちらのインタビューを読んだ上で、さらに今作の魅力を現時点での感想を交えて語る。

霧の巨人族の顔がいい、と思った。
インタビューを読むと、巨人族へのこだわりはかなりのものらしく、それはプレイした僕にも感じた。
はっきり言って、巨人族以外の敵は防衛軍のほぼコピーだという感触がした。死霊にしろなんにしろ、ただオブジェクトが半分に割れるだけの今までのサンドロットの敵の焼き直しのような。
しかし巨人族の存在感は、すばらしい。

部位破壊というプレイヤーへの選択権を渡してくれていて、それをどう遊びとして美味しく展開できるのか? という疑問が、『ダイナミック斬』の発表時点ではあったのだ。確かにリモコンは部位を狙うには面白いかもしれないが――とは言うが、実は部位狙いを楽しいと思ったことがないのだ。僕は。
所詮部位破壊というのは、敵を効率よく倒す上で必須になるだけの『通過点』のようなイメージがあって、『ああ、まこいつと戦うときはこうしなきゃ』というような考えをしてゲームをすることを退屈だと思っていた。

そういう意味では、僕は『メトロイドプライム』を支持できなかった。狙い打つといっても、リモコンを向けてボタンを押すだけという行為は所詮バーチャコップの延長上でしかないと。
FPSはまた違う感想を持った。これはサンドゲーのリモコン操作の不自由さ故の面白さに通じるものだと思っていて、FPSのスティックで照準を向けるというのは、不便が故に楽しいと思った。そこにプレイ技術を注ぎ込めるからだ。

話は脱線したが。
要するに部位破壊が嫌いなのだ。
そういう僕がレギンレイヴをプレイして感じたことは、『部位破壊はなくてもいいしやってもいい、問題なのは部位破壊後の快感なんだ』ということだろうか。

レギンレイヴの部位破壊は快感だ。武器がよくできているからだ。
剣の判定はかなり調整したと思われる。きっちり狙わなくても当たるし、かといって大雑把すぎてはだめという絶妙なラインをキープしている。
細かい動作の得意な剣もあれば、大剣やハンマーは爽快で、部位ごと粉砕する。この丸ごと粉砕できる、という部分が、単なる部位破壊のその上を通過したレギンレイヴの優れたる部分だと思う。
しかし、問題はその後なのだ。

このゲームは残虐なことに、巨人族をダルマにして転がすことができる。
PTAには怒られそうだが、プレイヤーにサディスティックな欲求を、誘惑を仕掛けてくる。
手にはこれでもかと残虐な武器が、リモコンで(プレイヤーによってはモーションプラスという麻薬もある)、その手に確かに握られているのである。
この、武器を持っている、という実感を持たせた努力を僕は賞賛したい。何せリモコンでただ狙い打つだけでは、単にテレビのスイッチを切る行為となんら変わらないからだ。
レギンレイヴは『武器を振り下ろす快感』を提供してくれるのだ。
(モーションプラスを推奨どころか必須だと提唱すべきだ)

そして、振り下ろす(もしくはたたき上げる)寸前、巨人族と目が合う瞬間がある。
これが、ねぇ、いいんだ。
そりゃあ残虐ゲーム指定になるわ。
これはカメラ位置を寄せてプレイするとさらに大変なことになる。
あとは無慈悲にリモコンを振るだけでいい。

ゲーム中、多くの敵が登場するが、それらはたぶん巨人族を引き立てる役に過ぎない。
(確か最初のプレイムービーだと巨人族がやけにぴょんぴょんはねてたような……あれだったら興ざめだったろう)

モーションプラスを使うことは、プレイの幅を大幅に広げてくれる。
まだ試したことはないのだが、モーションプラス未使用では画面外の敵は切れないらしい。これはもったいない、眠狂四郎ばりの殺陣を体感できるというのに。
(ごっこ遊びにこだわるサンドロットなだけに、破壊できる部位は大変満足のいく仕様となっていた)

斬撃ばかりを語ってはいるが、ほかの武器も大変すばらしい。
まぁ何度もブログ内で褒めているが、弓は本当にいい。Wiiスポーツだけで満足してはいけない。

この企画を6年近く暖めたというサンドロットのこだわりは脱帽ものである。
正直言ってこのゲームのすばらしいところはまだまだ出てくる。
オンラインプレイもまだほとんどプレイしていないし。
正直鉄人28号の時点底が深すぎると思ってたもんだ。
だが、サンドロットはまだまだ行くらしい。

僕は正直言ってヌルゲーマーである。
サンドのゲームの深淵に踏み込めるほどのテクニックはないが、サンドロットはそういうプレイヤーを見放しはしない。だからこそ今でもついていくのだ。
Wiiに飽きた、というひとほどこの一本は衝撃的なものに違いない。
ぜひプレイされたし。

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

それはそうと卒業写真の欠席者みたいですねイズン様・レギンレイヴ

さくっとイージーオールクリア。
いや、あまりさくっとではないです。かなり今回はボリュームあります。

とりあえずフレイでのオールクリア。
クリア特典はポイントで、フレイクリアでもボーナスでポイント獲得。
大雑把な感想。



○進化したサンドロット流ゲーム性

本作は、かなりサンドロットでも気合の入った作品だと思う。
ぱっと見の演出も、当然今までの中でも気合の入っているほうだろう。
(まぁ、リモダンはフルボイス、フルアニメーションなので手間的には同じくらいかもしれないけど)

ゲーム性は地球防衛軍に近いものの、接近戦の要素はリモダン~MGの系譜を継承している。
防衛軍にはないガードの要素が非常に重要で、ロボゲーのガードと防衛軍の緊急回避に順ずる神速移動の組み合わせが、想像以上に新鮮。
サンド性ロボゲーには不足していた(というより、意図的に減らしていた)、スピーディな戦いが展開できる。
1対1での戦闘の緊張感がかなりいい。
雑魚として登場する巨人族の挙動は、ある意味狙ってくれといわんばかりの隙を見せるので、すかさずバッサリと切り伏せるのも実に快感。
そういう意味では、本作はサンドロットのゲームすべての集大成かもしれない。

非常に細かい部分について。
今回の斬撃には、MGでの重要な要素だった上下斬りによるコンボも継承しているのだが、横切りでは敵が飛ばなくなった。MGでは横切りでもしっかりと物理演算で敵が吹っ飛ぶので、けっこうめんどうな場面が多かったのだが、それをオミットし、一騎当千のバッサリ感を生んでいるのは地味ながら見事な調整だと感じた。
また、上下横斬それぞれでの攻撃力を変更し、連撃のルーチンも武器ごとに変えることで、単なる接近戦武器ながら個性を生んでいるのも関心する部分だろう。
あとは骸骨兵士の死体のあたり判定が気になるところ。サンドロットがあえて残したのかもしれないが、フレイヤは死体斬りで魔力を回復できる。強敵と戦ったあとのアフターケアがゲームに存在するのはおもしろいと思った。
キャラクターのモーションの凝りようは歴代作品でも随一なので、これを眺めるのも楽しいかもしれない。

反面、地球防衛軍やギガンティックドライブに比べて破壊できるオブジェクトは少ない。というより、今回はオブジェクト破壊はあえておまけ程度と考えてもいいかも。
なんせ舞台が舞台なのでビルのような建物はあまりないわけですし。
その代わり、今回はサンドでも初といっていい部位破壊のできる敵がわんさか。
これをズバズバと、思ったとおりの箇所を斬り飛ばすのは実に爽快。

途中登場のヘル様は実によかった。
まぁ、倒せなくて某所で調べた方法でさくっと倒しちゃったんだけど……。
あの腕を振り回すときのぞっとする感じはサンドロット独特だと思う。なんせ見た目そのままのあたり判定なのだから。

ラスボスはかなーり厳しい戦いだった。
なんせ長い。クリアしてない人はかなり時間をとられるから注意しよう。
でも演出は正直ぐっときた。
原作の北欧神話自体のオチがああなので仕方ないとはいえ、実に絶望的だった。
相変わらず本間Dのシナリオはゲームとしてプレイしやすくて好きだなぁ、と思った。

まぁ間違いなく、今回も(受け入れられるかは別として)とんでもない新機軸、革命的ゲームだと思う。
神速移動の仕様とかも、想像通りに作ってくれてたし、すごく感動した。
今までの欠点、要望、ありとあらゆるノウハウを詰め込んだ一作でしょう。
ありがとうサンドロット。

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

受け継がれるオペ子のDNA・レギンレイヴ

もうイズン様の詐欺にはこりごりだよ……。

レギンレイヴです。サンドロットです。Wiiです。
実に、おもしろいゲームです。
噛めば噛むほど、今作の練りこみっぷりはすばらしいところ。
弓が特に楽しい。これほど弓を引き絞る動作を楽しいと思ったことはない。
タイトルにもある斬撃も、部位攻撃がしっかり効くので、足をつぶす、敵の振り下ろす前の腕を斬り飛ばす、倒れた相手を首ちょんぱ、など残虐アタックし放題。
武器の作成と、体力増強を同じアイテムに統合し、鉄人のようなポイント制にした点に関しては、強力な武器が出せるようになるまで評価は保留したいところ。

本作はキャラもよくしゃべる!よく動く!
シナリオはいつもどおり、本間さんなので安心。
つまりいつものサンドロットのシナリオと同じということなわけで。
わかるでしょう? ね?
オペ子ポジのイズン様が堂々と詐欺してくるんだよ!!
「ここは安全です」とかあんたのポジションでそんなこと言っても微塵も信用できないんだよ!!
しかも防衛軍よりたちのわるい罠仕掛けてきたしな!!
薫子さんのほうがずっとマシだったわ!!
……いや、あれも「仏の薫子」とは到底呼べないけどね。

とにかく、いまのところ僕がWiiに望んでいたアクションゲームにほぼ近い完成度です。
よくここまですばらしいゲームを作ってくれました。だから好きだぜ、サンドロット。

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

涼宮ハルヒの消失




涼宮ハルヒシリーズの中でも特に人気の高いエピソード、『涼宮ハルヒの消失』が劇場映画として登場しました。
ある意味では当然かな、というのが最初の印象。角川が人気の高いことはとうぜん承知であろうことは明白ですし、それをテレビシリーズより大掛かりな映画としてアニメ化するのは流れからいって不思議ではないな、と。
しかし、ハルヒのブームが多少は当時より落ち着いた今、自分のような若干さめた気持ちでこの事態を見つめたひとも居るには居そうで、特に二期と謳われた新シーズンではかなり冒険的なことをして、悪い意味でも話題になりましたし。
まぁ、実際に中身を見てしまえば、そういう気持ちはあっという間に消し飛んだのですが。

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テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

聖戦開幕・レギンレイヴ

ついに、発売されましたわレギンレイヴ
サンドロッターである僕には待望のサンドロットの新作ということで、待ちに待ったという感じです。
しかし、サンドのゲームが店頭で大々的に取り上げられる日が来るとは……リモダンからスタートしてプレイヤーとしても感慨深いです。

触れてみた感じ、まさに僕がWiiに望んだアクションゲーム! といった感触です。
剣での攻撃はいい感じにスパスパ切れるし、弓のアクションは想像以上に狙い打つ感を体感できます。あらゆる面でストレスを感じさせないようこだわっている部分が多く、とくに緊急回避に関してはヌンチャクを振る動作の割りに正確に機能してくれるので思うがままにキャラクターを操作できます。
緊急回避での回り込み斬撃や首ちょんぱ、足を狙い撃ち、ステップしながら弓を引く動作ができるなど、気持ちいい動作、ツボにハマる部分は徹底的に盛り込んでおります。
まぁ序盤のイージーですからどうなるかわかりませんが、のんびりやりましょう。

ついでに涼宮ハルヒの消失も鑑賞しましたが、こちらの感想はどこかにあるというtwitterでの記事をいつかまとめようと思いますゆえ。

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

天国にそっくりな星





天国にそっくりな星』は神林長平の長編作品である。
日陰病という、日光に対して極端に弱くなる病気が問題化した未来の地球。
そんな地球人に、自らの星を提供する異星人、ヴァルボス人。
もうすぐ40になろうという元刑事・坂北天界は恋人である玲美とこの星へ移住。刑事時代の腕を振るい、平穏な村で探偵をしていた。
そんな彼に訪れた事件依頼。家出した少女を探すという仕事。
しかしこれが、ヴァルボスのなぞに迫る重大事件へと繋がっていく――。

神林作品ではそこそこの分量のある一作。
内容はシリアス系ではなく、脳天気系で、『親切がいっぱい』や『宇宙探査機・迷惑一番』に近いノリの作品となっている。
重厚なSFといった趣向の作品ではなく、深いテーマ性を感じるような作品ではないが、主人公・坂北天界の目線を作品中一貫して描写しており、まさに彼自身の物語といった感じ。
彼の信じるもの、すなわち恋人・玲美の存在が大きなウェイトを占めており、彼女のために生きる、ただそれだけというストーリー。
しかし、ヴァルボスの真実や、真相などを考えるより、まず第一に玲美だと考える彼の生き方、信念が読む者を楽しませてくれる。とにかく玲美なのだ。
また、そんな玲美を愛する彼の煩悩全開に近い思考も面白く、いやらしいものにはなっていない。純愛そのもので、読んでいて清清しい。
そんな天界の目線で描かれる玲美も、非常に可愛らしい女性として描かれている。性に対してオープンな女性なので、読む人によっては疑問符がつくかも知れないが、天界にとってはそれでいいのだ。
ヴァルボスという宗教に対抗する天界の信念、玲美を愛するという脳天気ながらも一切ぶれない信念は、彼の生き方そのものなのだ。
天界と協力するヴァルボス刑事・ジャンデューヤも非常に愛らしい人物として描かれている。非人間的なヴァルボス人が、天界にどのように影響を受けるのか、というのも見所である。

シリアス作品ではないが、神林の脳天気作品のひとつとして、大変濃い一作になっている。
読みやすい作品なので、雪風から入っての一作目にこれを選ぶのも良いかもしれない。

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

マスエフェクト開始




アマゾンさんから『Mass Effect』が届きました。
PC版とXBOX360版がリリースされている、SF-RPGでございます。
海外SFという、近年ではめっきり敷居が高くなったジャンルでございます。故に、このゲームも一時間程度遊んだ時点で、実にアメリカンSFスタイルをこれでもかとぶつけてきます。
ゲームでは珍しくガチのSFなので、慣れていない人にはやっぱり難しいかも。
たくさんの種族と人間との関係、宇宙航法とワープはあたりまえ、地球外の話題が日常茶飯事のシナリオです。
戦闘はTPSスタイルで、大味ではあるが味方に指示を出したり、スキルを伸ばしたりとRPGらしさはFallout3よりも上でしょうか。難易度の選択など細かな設定も可能なので、プレイヤーにはやさしい作り。
顔グラフィックや、キャラクターの仕草と演技はFalout3以上でしょう。まぁFO3は『なんでもあり』を地盤にしているので、自由度では圧倒的に向こうでしょうが、この『MassEffect』はその分シナリオに徹底してこだわっている様子。
主人公の会話は全部選択肢で決定。ここまではFO3と同じですが、主人公も一人のキャラクターとしてしゃべったり、演技したりしてくれます。グラフィックが美麗なので、まさに映画を見ているかのよう。

そして何より言いたいのは、その会話シーンからあふれる懐かしい香り。
FO3やオブリでは、キャラとの会話では真正面でしか話せない状態ばかりでしたが、マスエフェクトは会話中にもカットが変わったり、主人公の演技、表情もしっかりと演出として入ってくる。

そう、この会話の手法はまさしく――あの超大作RPGシェンムーと同じだ!!
つねに主人公の涼さんが「そうなのか……」とか「わかりました、ありがとうございます」とか言うたびに入る涼さんのクールフェイス。このマスエフェクトからは実に、あのときのにおいを感じる。
まぁ、人によってはまったく魅力的ではないんでしょうけど。
いまでも待ってるんですよ、シェンムー3。

今回はゲームの内容やボリュームなど、評判もほとんど聞かずにプレイしているわけですが。
どうせいつも神林作品だろうとあらすじなどは一切見ないことにしている僕としては、実にこのマスエフェクトは大作SF小説を手に取ったような感覚があります。
まだ少ししかプレイしてませんが、だらだらと進めてみますよ。

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

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